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映画の原作で、出世する。 [読書]

「不撓不屈」。

高杉良さんの、有名な小説だそうだ。
映画の宣伝で観た。
まだ読書好きにになり切れていない僕は、その人の小説を読んだことがない。
映画の「呪縛」でしか知らなかった。

「不撓不屈」の映画も面白いらしい。
きっと原作がいいからだ。
本との出会いは一期一会で、好機をふいにするともう会えないらしい。
この機会、活かしたい。


青年社長 上
(高杉良. 角川書店. 2002.4. (角川文庫) 423p. ¥648)

青年社長〈上〉



渡邊美樹さんは、僕の友人の恩人が勤める会社のトップだ。
聞くところでは人間的な魅力に富んだ名経営者、らしい。
その恩人は毎日遅くまで働いて、帰ってきてから渡邊さんのビデオを観る。
いずれ会社を起こす志で、そのための準備だとか。
達成を祈りたい。

その社長の半生を、忠実に描いた「青年社長」。
キーワードは福祉だ。多分。

所謂サクセスストーリーなのだけども、元気はあまり出ない。
爽快感よりもサクセスとは何かを考えてしまった。
目標、計画、実行と達成。
大会社の社長になったから成功なのではなくて。

主人公の根幹について考えたとき、何故かそれは、福祉だと、思った。

「青年社長」は読んで楽しい小説だ。
主人公の行動・理念から学ぶことが多く、ビジネス書としても優れている。
だが半生記はどんな本でも、僕に僕自身を見つめさせる。

この人はこういう人だ。
じゃあ、お前は?

自分の成長は、色々イタイ。


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